復帰中!グラナド・エスパダ(3) 等級に泣く!

グラナド・エスパダの独特のシステムとして「等級」があります。これは他のRPGにはほとんど見ないシステムです。

一般的なRPGにはレベルというものがあって、自キャラクターのレベルを上げることで能力が向上し成長していきます。レベルが上がることでいろんなパラメータが上昇し攻撃力や防御力が上がり、レベルに応じて装備できる武器や防具も増えていくのが一般的です。グラナド・エスパダにも一応レベル、というものは存在します。作成したばかりの基本キャラクターはLv1からスタートし、経験値を得ることでレベルが上がるのは基本的には同じです。Lv100に達すると次のランクに昇給します。グラナド・エスパダでは、ランクは次のように上がっていきます。

ベテラン → エキスパート → マスタ → ハイマスタ

各々Lv100に達するたびに昇給するのですから相当に大変そうに思えますが、実は現在は経験値カードというものが実装されていて、経験値カードを使えばハイマスタまで上げるのに10分もかかりません。つまり、グラナド・エスパダでは事実上レベルというものは形式的なものになってしまっているわけです。

そこで重要となってくるのが等級です。グラナド・エスパダでは、自キャラと敵MOBにそれぞれ攻撃等級、防御等級が設定されています。この等級の差が相手に与えるダメージ、自分が受けるダメージに影響してきます。つまり、ハイマスタまで上がってしまったキャラクターは、この等級を上げることでより強くなる、というわけです。

ランクが上がると自キャラの等級も上がります。試しにキャラクターを一人作成してみましたが、最初の素の状態で攻撃等級、防御等級ともに26でした。(バフが一つかかっているので、素は25です。このキャラをランクを上げていくと、ベテランで26、エキスパートで28、マスタで30となります。(ハイマスタに挙げても等級は上がりませんでした。)さらに、アルモニア聖堂でラ アタンシオンという儀式を受けると等級が+1されます。

武器や防具、アクセサリーを装着しない状態でバフもなければこの時点で等級が31となります。

ここに装備の等級が加わってきます。例外もありますが、およそ次のような感じです。

〇武器

攻撃等級が設定されています。(ロザリオなどは防御等級になります。)

〇防具

防御等級が設定されています。

〇ベルト

防御等級のみ設定されているものが多いです。

〇ネックレス

攻撃等級、防御等級の両方が設定されているものが多いです。

〇イヤリング

攻撃等級のみ設定されているものが多いです。

〇ベルト

防御等級のみ設定されているものが多いです。

 〇リング

攻撃等級、防御等級の両方が設定されているものもありますが、等級が設定されていないものもあります。

〇靴、手袋

等級の設定は現時点はないようです。

このようにいろんな装備を揃えて自キャラクターの攻撃等級、防御等級を上げていく必要があります。特にハイマスタにまで上がってしまったキャラクターは装備でしか強化できないというわけで、ここがグラナド・エスパダが装備ゲーと言われる所以です。

なお、装備以外にも等級を上げる方法はあります。各種ポーションや食料でも上げることができますが、最も等級が上がるのがペットのバフです。私も今回一時的に復帰してみて驚いたのですが、現在手に入る最上級のペットは、攻撃等級が+9、防御等級が+7上がるバフをかけてくれます。これは旅のお供に必須ですね。

こんな感じで等級を上げていかないと、クエストの進行はままなりません。復帰して最初にカメリアテアという新規に追加されたマップに突入して爆死したのは、敵キャラの等級が自キャラよりも上だったためです。

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狂暴なスノーベア

このとき、自キャラはたぶん攻撃等級、防御等級がともに100前後でした。バフやポーション、食事で少しは上げることができたとは思いますが、それにしてもこの等級では先に進めそうにありません。

となると、やはり装備をグレードアップする必要がありそうです。幸い、前回書いたとおりエレメンタルクラウン300個という財産があります。これを使ってなんとかできないか、考えてみることにします。というわけで、続きは次回。