TERAにおけるヒーラーその1

TERAでヒーラーと言えば、プリーストかエレメンタリストですが、エレメンタリストは直接ヒールすることはできず、回復玉というものを生成してPTメンバをサポートします。(いくらに似ているので通称「イクラ」と呼ばれています。)
一方、プリーストは直接ヒールすることができるので、メインのヒーラーはプリーストになります。
さて、TERAにおけるヒールは、AIONと違って少し難度が高いものとなっています。
TERAの戦闘はアクション性が高く、タゲを固定することができない点は以前書きましたが、ヒールにおいても同様でヒールをかけたいPTメンバを固定できません。ファンクションキーでPTメンバを指定して直接ヒールをかけられるAIONと異なり、TERAのヒールは狙った相手にヒールがかけられないこともある、やっかいな仕様となっているのです。
基本的なヒールは、ヒールライトというロックオン系スキルです。ロックオン系というのは、スキルをショートカットキーで選択した後対象をロックオンして実行するタイプのものです。ヒールライトは、デフォルトで2名のキャラクタをロックオン可能(紋章を使って増やすことができます。)で、ロックオン後にスキルを発動するとその対象にヒールの効果が発生します。
さて、実際のロックオンはかなり難しい感じです。戦闘中は、各プレイヤーは自分の行動により自在に動きますから、スキルを発動した後にロックオンするのは簡単にはいきません。プレイヤーが自キャラの視点から、縦に直線に並ぶと手前のキャラクタにロックオンするので、奥のキャラクタをロックオンできないことがあります。できるだけ縦に重ならないように自キャラが左右に動いて位置を調整する必要があります。
ボスなど、縦横の動きが激しい敵と戦っているときは、敵の攻撃に巻き込まれないように逃げながら、ロックオンしやすい場所に移動してヒールをかけるので、慣れないうちはかなり戸惑うことでしょう。
さて、本日はロックオン系のヒールライトに焦点を当てて書きました。
次回は、範囲系スキルについて書きたいと思います。