Windows10

久しぶりの記事ですが、グラナド・エスパダ ネタではなくて、今日はWindows10ネタです。
初めてWindowsNT4.0を使った時の感動は今でも忘れません。当時は、Windows95が出てしばらくしてからだったのですが、NT4.0のシームレスな動きに感動したことを覚えています。
Windowsは実はVer1.0の頃から使ったことがあって、1.0といえばオーバーラップウィンドウすらなくて、タイルウィンドウ形式の実用性ゼロのものでした。当時のWindowsMS-DOS上で動作するシェルであって、OSですらなかったのですが、それがWindows3.1となって出たときは、ようやくWindowsも実用的なものになったんだなぁと思ったものです。そして、満を持してWindows95が登場しました。フロッピーディスク15枚組のWindows95を職場のPCにインストールしてみたのも懐かしい思い出です。
そのころ、Microsoftは、OS2の開発をIBMとやってたはずなんですが、実は独自にNTというものを開発していて、NTが広く認知されたのはWindowsNT4.0だったと記憶しております。OS2も出ることは出て、購入してインストールしようとしたんですが、家のマシンがEPSONNEC互換機だったので、結局動作しませんでした。
WindowsNTは、まさにマイクロソフトの社運を左右したOSでした。その成功が、Windows2000WindowsXPと続いて、黄金時代を形成します。(Windows2000の起動ロゴにはBuilt On NT Technologyと記載されてたのは懐かしい思い出ですね。)
WindowsXPは、最高のヒット作となりました。公開されたのは2002年だったと思いますが、実に今年になってもまだ使われているぐらい息の長いOSでした。XPは、その後のバージョンアップで、Vista、7、8.0、8.1と続きますが、どうやら8.0の頃からMicrosoftの思惑は間違った方向に進んでしまったみたいです。タブレットが主流になるともくろんで、タブレットで使うことを想定したWindows8.0は、タブレットではないパソコンユーザーには大不評でした・・・
そんなわけで、Microsoftは実は崖っぷちにいると思ってます。携帯電話ではWindowsPhoneはAppleGoogleにシェアを奪われ、日本では1機種しか発売されませんでした。WindowsPhoneは、使ってみるとAndroidよりはるかに洗練されていて使いやすいのですが、なにしろアプリの少なさがネックとなってしまってます。Windows自体もXPの出来が良すぎて、8.0以降はそれほど売れたわけでもなさそうです。
さて、そんなこんなで、業績が厳しいのではないかと想像するMicrosoftがWindows10のプレビュー版を公開しました。
新しもの好きの私は、これまでWindows95からずっとプレビュー版をインストールしてきた実績があります。今回も、入れるっきゃないというわけで、先ほどノートパソコンにWindows10をインストールしてみました。

まだ、日本語版ではないので、日本語フォントは使えますが、メニューなどはすべて英語です。(日本語ランゲージパックはまだできていないようです。)そして待望のスタートメニューが復活しました。スタートメニューには、電源ボタンも復活しました。Windows8.0に初めて触れた時には、電源切る方法が分かりにくくて困りましたが、ようやく10で普通にシャットダウンできるようになりました。
聞けば、Windows10の正式発売は2015年秋だとのことです。それまではたしてWindowsは生き残っているのでしょうか?
興味深い課題です。
(補足)
Windows8.1の時から、最初のインストールの「デバイスの検出」のところでハングアップしてインストールが先に進まない、という問題に遭遇していました。今回のWindows10についても、同様に失敗しました。いろいろと原因を調べていたのですが、どうやらLogicoolのM705というワイヤレスマウスをつなげた状態だとハングアップするようです。このマウスのアダプタを外したら無事に成功しました。相性があるのかもしれませんね。