iQOSは実は使い捨てだった!

昨年のヒット商品3位になったiQOS。その人気は未だ衰えを知らず、相変わらず品薄状態が続いています。地方のコンビニエンスストアでは、ほぼ店頭で買うことは不可能ですし、ネットの通販では定価の倍近くの価格で販売されています。
しかし、この品薄は果たして新規顧客が増えているのかと思うと、そうではないような気がしてきました。実はiQOSは使い捨てだったのです。
iQOSの保証規定では保証期間は6か月ですが、購入して2週間以内にユーザー登録を行えば保証期間が1年に延長されます。この保証期間内に不具合が出た場合は、購入時のレシートがあれば無償で新品に交換されますが、この場合保証期間は最長60日延長されるだけです。(元の保証期間が60日以上残っていれば延長されません。)すなわち、iQOSは最長でも1年と60日経過すると保証期間が切れることになります。
さて、保証期間が切れた後のiQOSについて、メーカーであるPhilip Morrisは何の対策も取ってくれません。有償での交換にも応じません。なので、保証期間が切れて使えなくなったiQOSはどうすることもできず、新品を購入する以外に方法はありません。このことから、iQOSは実は使い捨てだということが言えると思います。
通常の電子製品であれば、故障した場合の有償交換や修理などが用意されていることが多いのですが、iQOSにはそれがありません。
発売から1年以上経過しているiQOSは、保証期間が切れたユーザーが出始めているものと思われます。この人たちは次のiQOSを買わざるを得なくなっているのではないでしょうか?こういったリピーターが多いせいで、品薄が続いているような気がしているのです。
さて、保証期間内の無償交換ですが、購入時のレシートを提出するように言われます。私の周りには、レシートは紛失したと言って新品に交換してもらった人が何人かいますが、私はレシートがなかったために交換は拒否されました。この辺の対応のバラバラな点も不信感が残ります。そもそも、コンビニのレジでレシートを捨てないようにと店員さんに言われたこともないし、後から無償交換にはレシートが必要だと言われるのも詐欺のような気がしますね。
これから新たに入手される方は、レシートは捨てずに取っておいて、必ず二週間以内にユーザー登録するようにしてくださいね。
それと保証期間終了後の故障時の対応と、商品の流通の正常化について、みんなでメーカーに要望しましょう。